中途採用の就職偏差値は将来性と関係があるの?

中途採用の就職偏差値は将来性と関係があるの?

就職偏差値は重視するものではない

就職偏差値というのが、よく雑誌に出ていますね。

 

たとえば、週刊ダイヤモンドでは、「入るべき会社」特集が組まれていたりして、どの会社に入るべきか、などと書かれていたりもします。中途採用で、そのような就職偏差値の高い企業に入ることができれば、将来も幹部になって、、、というような考えをすることもあるかもしれません。
しかし、この偏差値なるものは将来的には、まったく当てにならないものです。

 

ここ数年先は日本の経済も含めて世界もどうなっているかわかりません。たとえば、Facebookなんかは、10年前に積極的にこの会社に入ろうとした人はいるでしょうか。それが今や世界で通用する大企業です。今では偏差値にしたら相当高い部類になっています。

 

また、5年前くらいなら、パナソニックやソニーも偏差値にしたらとても高いランクでした。かつては日本IBMが学生人気ナンバーワンでした。

 

それが、今や大赤字でソニーやパナソニックが5年後にも存続しているか、といえば、わからない、としか言えません。日本IBMもリストラの方法でたたかれまくっています。

 

企業は、倒産や吸収合併、部門売却などをしますので、目先の就職偏差値だけを重視して転職を繰り返すのは、大きなコストと手間です。

 

どの会社に入れるか、という基準は学生時代の偏差値と同じように見る必要はまったくありません。とくに中途採用で就職偏差値なるものを基準にするのはバカげています。

 

企業を選ぶ基準は、変わってきています。あるランキングの雑誌で3つの基準が示されていました。

  • 「多くの企業と関係を持つ業界のハブとなるB to B企業」
  • 「スキルが身に付くブートキャンプ(新兵訓練施設)のような企業」
  • 「各会でOBが活躍して人脈を拡げられる企業」

これは、一つの基準ですが、少なくとも中途採用において、偏差値だけを重視した10年後に成長しているだろう、という選択はしないことです。どんな仕事も極めれば勝ち残こることはできます。そのためには、専門性を持つことも一つの手です。

 

いずれにしても、就職はゴールではなくてとりあえずのスタートということを念頭に置いて、偏差値を楽しんでながめるくらいがちょうどいいです。

 

中途採用では、どんなに優秀に思える人材でも募集している職種にあわなければ採用しません。

 

質の高い会社は、新聞や雑誌で中途採用を一般公開していません。

 

公開していても、求人欄には会社側にとって都合の悪い職場の情報は絶対に載せません。

 

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