会社の風土にもよるのですが、一般的に中途採用の多い職場はスムーズに会社に溶け込める、といわれていますね。
でも、せっかく転職したのに、しばらくするとなんだかちょっと違和感。同じ程度の能力なのに、明らかに新卒で採用された方を優先している、と感じることもあります。そんなときは、やはり中途採用は不利なんだなぁって思ってしまうことがあります。人事は中途採用に積極的でも、配属された現場では冷たかったりもします。
確かに、企業によっては、新卒のことを「プロパー」と呼んで、同じ能力であればプロパー優先のところも多いです。
特に、中途採用が少ない職場で公務員系の場合は如実に出てきますね。
そんなときに、就職活動時、中途採用に不利な会社かどうかを見極める基準があります。
中途採用に不利な会社かどうかを見極める基準は、管理職で中途入社した人がいるかどうか。
入社した会社に、自分は転職したことがない管理職がいると中途採用されて入社した人にとってはきついです。
自分の会社が標準と思っているから、その会社独特の仕事の進め方しか知らないんですね。
だから、もし面接等で聞くことができるのであれば、「管理職で中途採用の方はどれくらいいらっしゃいますか?」と聞けるとある程度の入社後の雰囲気もわかります。
できれば、中途入社の社員の方と、お話する時間を作ってもらうといいですね。
中途採用でされた人に期待されているのは、即戦力ですから、新卒のように育つのを待つことはありません。
一からの教育の必要がないから採用されたので、もし、結果を残すことができないとなると、ダメの烙印を押されかねないです。
とはいっても、どんなに優れた能力のある人でも、結果を残してなじむまでは時間がかかるので大変です。
そういったことが管理職で中途採用された方がいないと理解されずに、能力が発揮できなくなります。
中途採用は不利?と感じる前に、入社前から自分にとっていい会社かどうかを見極めてください。
中途採用では、どんなに優秀に思える人材でも募集している職種にあわなければ採用しません。
質の高い会社は、新聞や雑誌で中途採用を一般公開していません。
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